仕事

ワーキングマザーであることは子供の病気というどうしようもできないことで不利な扱いを受けることの理不尽さとの戦いである

久しぶりなのに長く暗いタイトルでごめんなさい。管理職になってからというものの、バタバタと、でもそこそこ楽しく仕事をしておりました。
でも今日、その気持ちがズドーンと下がることがありました。グチになるのでお嫌いな方は読まないでね。

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管理職なのに、毎日残業してるのに、たった一回の15分の早帰りが認められない

たらこ家はオットが保育園の送りを、たらこが迎えを担当しています。でもたらこは仕事のため、割としょっちゅう送り迎えの両方をオットや実家にお願いしなくてはいけないことがあります。まずはオットに頼んでみて、ダメなら実家に頼む、という感じで、今まではなんとかやりくりしてきました。オットはフレックスなので割と柔軟に対応してくれていました。

でも先日、オットの仕事の都合でたらこが保育園の送り迎え両方を担当しなくてはならない日がありました。親も不在だったので頼めません。保育園の送り迎えを両方すると、就業時間にどうしても15分足りません。たらこの会社はフレックスではないので、規定上は半休を取らなくては対応できません。(時間休の制度もありません)

そこで上司に、その日の15分を翌日15分長く働くことで相殺させてもらえないかと相談してみました。管理職は時間管理されないので別に問題ないと思っていました。すると規定上それはできないので半休を取るようにとのこと。

でもね、実際は半休なんで取れるほど暇じゃないわけです。ギリギリまで働いて、ダッシュで帰ることになるわけです。つまり、15分のために半休を取るのです。

たらこがスタッフならわかります。時間管理されてるから。でも管理職を時間管理しちゃいけないって労務局も言ってるし、それはおかしいのでは。

オットにはたらこの仕事の都合で相当負担をかけているので、オットの仕事の都合にも合わせてあげたい。それだけです。

上司が変わると働きやすさも変わる

以前の上司は、たらこがスタッフだったころからこういうケースを自分の裁量で柔軟に対応してくれました。その後任が今の上司なのですが、上司が変わるとこうも働きやすさや働きがいが変わるのかと、驚きました。

今の上司は、年間の突発休を数えて評価の際にフィードバックしてきます。しょっちゅう休んでるならそれもわかりますが、たらこはオットと実家をMaxまで活用してるので大して休んでないし、休むときも周りに迷惑がかかる日は避けています。(たらこは部下なし管理職なので、個人プレーヤーなのです)なのに突発休が何日あったとか言われると、プレッシャーにしかなりません。

評価されないワーキングマザーが諦めモードになる理由が少しわかった

これまでたらこは、「一部のワーキングマザーは仕事を評価してもらえないことに絶望し、最低限の仕事だけをこなすようになる」という話を聞いて、そうだよね、とわかったつもりになっていたものの、きちんとは理解できていませんでした。

たらこはフルタイムだし、オットも保育園の送りを担当してるし、実家を頼ることもできるので、本当の意味で彼女たちの辛さが理解できてはいなかったのです。

でも今日、それが少し理解できた気がします。子供の保育園送迎とか病気とか、自分にはどうしようもできないことを理由に、不利な扱いを受けてしまう悔しさ。

一人を特別扱いするのはよろしくないという理屈も頭では理解できます。でも、たらこの不規則な仕事に対応するためにオットと実家をフル活用して必死でやりくりしてきた努力も、たった15分の早帰りも認めてもらえない程度の努力だったことがわかり、虚しくなりました。もう努力するの辞めてしまおうかとすら思っちゃいそう。

モチベーションが下がったとかいうのはプロじゃないと思ってるのでいいたくないけど、今は正直下がってます。グチですみません。次は前向きなエントリにします。

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