ネガティブな性格
ムスメはときどきネガティブなところがあり、親から見るとちょっとしたことで落ち込んだり泣いたりします。
泣く理由は様々ですが、「お友達に嫌なことを言われた(これはまぁわかる)」「わたしだけ○○ができないので先生に怒られる(これもわかる)」「絵がうまくかけない(うーん)」みたいな感じ。
私ももともとネクラなタイプなので、遺伝ですね。まるで私の小さな頃を見ているようです。
悲しいときには楽しいことを思い出す
『幸福優位 7つの法則(ショーン・エイカー)』にこんなことが書かれていました。
ハピネスアドバンテージ
ポジティブな脳は、平常心で、生物学的な優位性を持つ。この法則から、脳を再訓練して積極性を高めることで、生産性や業績を改善する方法が学べる『幸福優位 7つの法則』より引用
要するに、ポジティブなことを考えながら悲しい気持ちにはなれないという脳の仕組みを利用しよう、という考え方ができるわけです。
さっそく『ハピネスアドバンテージ』を実践してみた
先日、ムスメが
とウジウジ泣いていました。
楽しい気持ちにさせたくてゲーム解禁してるのに、ゲームが原因で泣くなら止めたほうがいい、と思いますが、グッとこらえてこう言ってみました。
そのときは翌日にムスメの好きなお寿司を食べに行くことが決まっていたので、それを思い出してみたらと促しました。
『ハピネスアドバンテージ』効果なし?
そのときはすでに泣いてしばらく経って気持ちが高ぶってしまっていたせいか、あまり効果はありませんでした。
自らハピネスアドバンテージを実践!
それから2,3日後。ムスメがまた泣きました。今度はマインクラフト で要塞が見つからず、迷ったあげくに自分の作ったおうちまで見失ってしまったとのこと。
もう夜遅かったので、とりあえず寝ようと促してベッドへ行くことに。ベッドの中で、ムスメが言いました。
おおお!自ら『幸福優位 7つの法則』のひとつ、「ハピネス・アドバンテージ」を実践しているではないですか。
と、ハッピーな気分で床につくことができたのでした。
こんな感じで、少しずつムスメにも良いマインドセットを身につけてほしいなと思います。
未就学児の子育てに心理学を使うメリット
多くの親は、わが子に良い人生を歩んでほしいと育児書を読んだり、習いごとをさせたりしていると思います。私もそうです。
でも、「3人の子供を東大に行かせた方法」みたいなのだとサンプル数はたった3つなわけです。しかも頭の良さって遺伝で決まる部分も大きいので、それほど参考になりません。
それよりもオススメなのは、心理学者が実験を通して発見した、科学的に証明されているメソッドです。
今回ご紹介した「ハピネスアドバンテージ」は、ハーバード大学卒業のポジティブ心理学者、ショーン・エイカー氏の『幸福優位 7つの法則』に書かれていたメソッド。
この本は子育てに限定した内容ではないのですが、もちろん子育てにも使えるテクニックや考え方がたくさん紹介されています。とても読みやすいのでオススメです。