ワーキングマザーなら誰しも、忙しすぎる毎日をなんとかしたい!と思っているのではないでしょうか。『子育てがプラスを生む「逆転」仕事術 産休・復帰・両立、すべてが不安なあなたへ (メンターBOOKS)』著者の小室淑恵さんが監修をされている、『1日5分!忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術』を読んでみました。
今回読んだ本はこちら。
小室淑恵さんのこの本もおすすめ。
時短ワザが書かれているわけではない
最初たらこは、ワーキングマザーに役立ちそうな時短ワザが書かれた本なのかと思いましたが、本を開いてすぐに、そうではないのだと気づきました。著者のヴァロリー・バートンさんはライフコーチをしているワーキングマザーです。ライフコーチとはコーチングの手法を使い、問いかけを繰り返していくことで相手の人生についての答えを引き出していく仕事。つまり、この本はワーキングマザーが自分自身について問いかけ、答えを探していくことで、理想的な自分の生き方・働き方を見つけて行こうという本です。
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毎日5分かけて問いに答え、4週間で自分を変える
この本は毎日5分間、設定された問いに対する答えを書き込んでいきます。4週間でこの本のすべての問いに答えることになります。古本を購入する場合は書き込みのないものを買うようにしてください。
セルフケアの大切さ
この本ではセルフケアが大切だと繰り返し説いています。セルフケアができているかのチェックリスト(一部抜粋)をご紹介します。
体の健康
- 毎日、1.5~2リットルの水を飲んでいる
- 1日30分以上の運動を週3回以上している
- 毎日、野菜と果物を350g以上食べている
心の健康
- 親しい人すべてに、惜しみない愛情を注いでいる
- 決めたことに納得できないかぎり、実行しない
- 世の中のために、自分の才能、情熱、経験を十分に生かしている
- 出会ったすべての人に敬意を払い、親愛の情をこめて接している
感情の健康
- 自分の仕事を愛している
- 愛されていると感じる
- 過去に受けた心の傷からもう立ち直っている。または、現在、傷を癒すために専門家の助けを借りている
- これまでの人生でやってきたことに満足している。「もっと何かを達成したい」とか「なくした時間を取りかえしたい」という焦りはない
- 生活のあらゆる面で満たされている
人間関係
- 人との関係からエネルギーをもらっている
- 家族全員との関係がうまくいっている
- 人間関係を前進させる妨げとなるような、過去の問題を抱えていない
- 生活のなかに、エネルギーを消耗するような人間関係がない
- 同僚や部下や取引先とうまくやっている
物理的環境
- 家が好きで、家にいるのは気分がいい
- 住んでいる地域は安全で、幸せを感じたりエネルギーを得られる
- 家や職場が散らかっていない
- 労働環境が有害だったり、ストレスになったりしていない
- 定期的にアウトドア活動を楽しんでいる
サポート
- 仕事に必要なツールがあり、サポートやアドバイスも受けられる
- 雑用や役目に重圧を感じていない。また感じたときは必要な助けを借りている
- 仕事や日常生活で、人にまかせられることはまかせている。ほかの人ではうまくやれないのが心配で、自分で抱え込んでいない
- 十分に生活できる収入を得ている(収入の75%以下で生活することができる)。いざというときの蓄えもある
- 重要な決断をしようとするとき、相談できる相手がいる
容姿
- 自分の容姿に満足している
- 肌は健康で、すべすべしている
- 自分の髪型に満足している
- 爪は健康で、きちんと手入れされている
- 体重は健康的なレベルを保っている
ストレス解消
- 仕事で絶えずストレスを感じているということはない
- 金銭的な問題でストレスを感じていない
- 自分のスケジュールは過密ではない
- 仕事が遅れることはない
時間の確保
- 「ノー」と言いたいことに、プレッシャーに負けて「イエス」と言わない
- すべきことを先延ばしにしない。いま必要なことをするか、別のことに気持ちを切り替えている
- 自分はつねに生産的で、成果をあげている。自分の人生のビジョンに向かって進んでいる
- 本当はいっしょにいたくない人といっしょに過ごさない
休息とリラクゼーション
- 毎晩、平均8時間の睡眠を取っている
- 過去2年以上連続で、年次休暇を消化している
- 毎日、昼休みには職場を離れて過ごしている
- 休みの日や勤務時間外には仕事をしない
- 眠れない、寝つきが悪いといった問題を抱えていない
(1日5分! 忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術─もう「時間が足りない!」は言わないから一部抜粋し引用)
どうでしょうか。私はチェックできていないところも多いです。でもご安心を。チェックが多くなるように自分を変えていくためにこの本があるのです。
この本を読んで私が変えてみた小さな習慣
とても小さなことですが、『1日5分! 忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術─もう「時間が足りない!」は言わない』を読んで、たらこが変えてみた習慣をご紹介します。
30分早寝早起きして身支度を済ませ、ムスメと一緒に過ごす
わが家では朝保育園に送るのはオットの仕事です。なのでたらこはムスメが寝ている間に出勤していました。しかしムスメは起きた時にママを探しにトイレへ行くのだと聞き、心を痛めていました。この本を読んで、30分早めに寝て、早めに起きて5分でもムスメと一緒に朝を過ごそうと決めました。たらこもムスメもオットもハッピーです。
週に1回、プールで運動する
なかなか運動習慣のないたらこでしたが、週末にプールで泳ぐことにしました。泳ぐ時間は20~30分。身支度と往復の時間を含めても1時間で帰宅できます。しかも当日はお風呂は入らなくて済むのでちょっとお得。健康に少し貢献してくれています。
デンタルケアに気を遣う
これは長くなるので別の日記にしますが、適当にしていたデンタルケアに時間とお金をかけることにしました。