ワーママのつぶやき

命の危機を感じながら通勤せざるを得ない働く母の声

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在宅勤務が浸透しつつあるとはいえ、通勤せざるをえない方も多いのではないでしょうか。

対面でないと、会社でないとできない仕事というのはたしかにあります。
そしてそれが、私たちの日常を支える大切な仕事であることもあります。

たとえば医療関係者、学童保育の先生方、スーパーマーケット、ゴミ処理や上下水道、電気、ガス、電話、インターネットなどのインフラ事業です。

そういった仕事に携わっている方には本当に感謝しかありません。
それはまず伝えておきたいです。

そのうえで、今回問題提起したいのは、それ以外の仕事に従事している人たちの出勤の必要性の是非についてです。

閉校措置は正しかった

まず、前回のエントリで政府の閉校措置に反対したのですが、撤回します。
私が間違ってました。
閉校は正しい措置だったと思います。

今年から1年生になる子を持つ働く母が思う、コロナに対する休校措置

あのときは新型コロナウィルスが子どもに感染することはまれで、感染した子どもが亡くなったという症例は皆無でした。

でも今は違います。
新型コロナウィルスに感染した0歳や12歳の子が重体になったり、亡くなったりしています。

国内の子どもの感染例も増えています。

そして私のムスメが通う学童保育は、まさに三密状態でした。
先生方は一生懸命対処してくださっているのですが、一人感染者がいたら全員移るよね、という状態です。

お願いだから緊急事態宣言を出してほしい

そんな中、子どもをこのまま学童保育に預けて働いていいのだろうか、そもそも通勤・出社という行為がめちゃくちゃ危なくね?と思っている方は私だけではないはずです。

まず通勤。
私の部署ではコロナ期間中、時差出勤をすることができるようになりました。
私は一番早い7時出勤を選んでいますが、それでも社内にはマスクをせずに咳するおっさんであふれてます。

朝6時台の電車でも、ソーシャルディスタンス(2メートル)なんてまったく取れません。
つまり、感染リスク大です。

そして出勤。
会社には「マスクなんて意味ない」と豪語するおっさんがあふれてます。(おっさんおっさんと言ってますが、おっさん率は多いものの、老若男女問わずです。ごめんなさい)
この期に及んで、マスクの付け方を教わってる人もいます。

もしその人たちが感染者だったら、同じ空間にいる私だって感染リスク大。

私の会社では

緊急事態宣言が出たとしても、外出禁止や事業所封鎖されない限り、事業を継続する。

と言っています。緊急事態宣言すら無視です。
今の状況も、「自粛は禁止ではない」として、出社が原則です。

在宅勤務は補助的な感じで、週2回まで
私の仕事は、在宅でできる仕事ですし、家にも会社にもその環境があります。電話も自宅で取れます。

本来はほぼ毎日在宅勤務できるのに、週2回まで。
回数を制限する明確な理由はありません。

休憩所の椅子を半分に間引きして「ソーシャルディスタンスが取れます!」とドヤ顔していますが、それでも1メートル以下の距離しか離れてません。
そもそも認識が違うんです。

私の会社は決して特殊なケースではなく、やむをえず出勤している人のケースの多くがこういう会社にお勤めなのではないでしょうか。

一刻も早く緊急事態宣言を出してほしい。死にたくない

つまり、こういう会社には明確に「外出禁止」と言わないと、そこで働く社員は命を危険にさらして通勤しなくてはならないんです。

繰り返しますが、緊急を要する仕事まで通勤するなと言ってるわけではありません。
そうではない仕事なら、最大限在宅勤務をして、感染リスクを最小限にするべきではないかと思うのです。

そしてそれができるのは、国だけです。社員が声を上げたところでモンスター社員扱いされて失職するだけです。
私は死にたくないし、職も失いたくない。それはわがままでしょうか。

オリンピックも延期になったのに、何に遠慮をしているのか。たぶん経済界にでしょう。
でも今やらないと、アメリカやイタリアの二の舞になります。

布マスク配るなんてエイプリルフールネタかと思うようなアホなこと言ってる場合じゃないです。
その程度のものなら自分で作りますから。
そんな金あるならコロナのせいで営業が苦しくなっている会社や、職を失った人に回してください。

とにかく一刻も早くロックダウンしてください。私は死にたくない。家族を死なせたくないです。

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