仕事

シンガポールのワーキングマザーから勇気をもらった話

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最近、シンガポール人のワーキングマザーと話をする機会がありました。とてもパワフルで美しくて、まさに輝いている女性でした。

彼女は結婚して子どもが一人いますが、夫は香港ベースで仕事をしており、しょっちゅう世界中を飛び回っています。
彼女も香港に住んでいるのかと思ったら、シンガポールに住み続けているそう。

「だって彼はいつも出張ばかりだし、私には私の仕事があるから、シンガポールに住んでいる方が合理的なのよ」
と彼女は言いました。

彼女はインターナショナルカンパニーで働くバリバリのワーキングマザーだったのです。

彼女の子どもはまだ幼く、住み込みのスリランカ人のメイド(ヘルパーと呼んでいました)に生後5ヶ月の頃から預けて彼女自身も海外出張をしているそうです。

「生後5ヶ月の頃から預けているから子どもも彼女に懐いているし、信頼できるから」

たしかに、もう何年も預けて生活しているのならば信頼もおけそうです。
彼女がシンガポールに住み続けている理由のひとつは、そのメイドさんがいるからかもしれません。
香港で新たに信頼のおけるメイドさんを見つけるのは大変でしょうから。

以前のエントリでも書いたように、たらこは子どもをオットに預けて10日間の海外出張をした経験があります。
自分の周りには子どもを置いて海外出張をするようなワーキングマザーがあまりいないので子どもに対して罪悪感を感じたことがあると伝えると、

「あなたの両親はなんのためにあなたに高い教育を受けさせたの?女性も子どもがいることを理由に外に出ないのはもったいない。引け目を感じずに専門を活かして社会に貢献すべきよ」

との力強い言葉をくれました。

彼女とたらこでは環境も違いますが、こんな風になりたいなと思える人が一人増えました。また彼女に会えるのを楽しみにしています。

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