クローゼットってどうしてもすっきりしないですよね。
家族3人の服がごちゃごちゃになっているのでもうカオスだし、特に冬になると服がかさばるので厚みが出て、スペースに余裕がなくなります。
こうやってみるとハンガーの種類がバラバラです。ハンガーの種類はそろえているつもりだったのですが、数えてみると7種類もありました。
スーツ用とズボン用のハンガーは別として、それ以外のハンガーを一律にしてそろえたいと思い、買い替えることにしました。
ハンガーに求める要素
私がハンガーに求める要素は以下の6つ。
薄くてスペースを有効に使えること
ハンガーが厚いと意外とクローゼットの中で幅を取るんですよね。型崩れさせたくないスーツには立体的なハンガーを使うので、それ以外の服にはなるべく薄いハンガーを使いたいのです。
セーターなどの首が伸びないこと
わが家ではTシャツは洗濯乾燥機にかけてしまうのでハンガーにかけることはありません。ただ、セーターやスウェットはドライモードで洗ってハンガーにかけるので、普通の形のハンガーだと首がびよんと伸びてしまいます。
くたびれたセーターはみっともないので、首が伸びないようにスリットが入っていることが重要です。
男女兼用であること
時短とスペース活用のため、いちいちオット用と私用のハンガーを分けたくありません。メンズ用やレディース用のように大きさが極端でないことが必要です。幸い?私はガタイがいいので小さなレディース用のハンガーでなくても使えます。
滑りにくい素材であること
ツルツルした手触りのブラウスなどをハンガーにかけると、するっと落ちてしまうのが非常にストレスです。それを防ぐために滑り止めがついていることが必要です。
テープ包帯などをハンガーに巻いて滑り止めにしていたこともあるのですが、いちいち巻くのが面倒で、最初から加工されているものを選びたいと思いました。
ただ、ハンガー全体に滑り止めがついていると、引っかかってハンガーにかけにくく、そのせいでセーターなどが伸びてしまうのです。肩の部分だけに滑り止めがついているものがベストです。
シンプルな色であること
いくらクローゼットの中とはいえ、けばけばしい色のハンガーは好きではないので、白またはモノトーンであることが望ましいです。
ハンガー探しの旅
これらの基準を満たすハンガーが、意外とないのです。
一番人気のMAWAハンガーは、とてもおしゃれなのですが全体に滑り止めがついているのと、セーターの首が伸びそうなのでNG。しかもちょっとお値段も高めです。
いろいろ調べたところ、Amazonでよさげなのを見つけました。
正直なところこんなにゴテゴテ多機能でなくていいのですが、他にシンプルなものを見つけられなかったのでこれを購入しました。
同じようなデザインのハンガーが様々な出品者から販売されているのですが、日本製で性能がよさそうなのをとりあえず20本購入してみました。
多機能ハンガーのレビュー
取り出したところです。やはりフックが多くてゴテゴテしてる印象はありますが、色はすっきりしています。
ハンガーの質感はこんな感じ。白い部分はツルツルした手触りで、グレーの部分はシリコンのような滑り止めになっています。厚さは5ミリと薄くていい感じ。
フックがあるのでスカートのループを引っかけたり、キャミソールの肩紐を引っかけたりもできます。底の部分にも滑り止めがついているのでズボンも引っかけられますが、私はズボン専用ハンガーを使っているので使用していません。
セーターなどの首が伸びないためのスリットです。V字ネックのセーターなら伸びませんが、クルーネックだと厳しいかも。思ったよりも浅いです。幸い私は骨格診断ストレートのため、V字ネックのセーターしか持っていません。
ちなみにステンレスフックは360度回転します。最初は固いのですがポキっと音がなるまで回すとよいそうです。私は回転させたいと思っていないのでそのままにしています。
ハンガーを統一したことで、だいぶすっきりしました。20本の古いハンガーを捨てるのが結構大変。大きさもバラバラだったので、ゴミ袋2つ分になりました。
20本ではわが家には足りなかったので、もう20本買い足しました。デザインに多少不満もありますが、お値段を考えるとありだと思います。