育児

子どもにかわいい、大好きを伝え続ける

お子さんは自己肯定感が高いですか?私のムスメはどちらかというと低いほうではないかと思います。「私なんて・・・」という発言がたまにありました。

ソースが見つかりませんでしたが、自分が好きか?という問いに対して肯定的に答える日本の子どもは18%フランスの半分、ドイツ、イギリス、韓国の1/3というデータもあるそうです。たしかOECDの調査だったと思います。

でもムスメは、親にかわいいと思われている、愛されているという点においては自信を持っているようです。

先日ムスメを実家に預けたときに実家の母が教えてくれたのですが、ムスメは

ムスメ
ムスメ
ママはいつも〇〇ちゃんはかわいいって言ってくれるの

と言っていたそうです。

私はよく、

たらこ
たらこ
〇〇ちゃんはそのままでかわいい
たらこ
たらこ
かわええのぉ

といった発言をよくします。顔がかわいいという意味だけでなく、発言やしぐさも、存在そのものがかわいい、という意味で使っています。

また、保育園の帰り道や寝る前に、

たらこ
たらこ
大好きだよ

と毎日伝えています。

何度も何度も「かわいい」だの「大好き」だの伝えることに、抵抗感を感じる日本人は多いかもしれません。

なぜ私がそんなに言葉にして愛情を伝えるのか。それには理由があります。

私は子どものころ、従妹を病気で亡くしました。近所に住んでいた従妹だったので、彼女が小さいころは妹のようにかわいがっていたつもりでした。

その後私の家は引っ越しをして、たまにしか従妹と会わなくなり、従妹の病状は少しずつ悪化し、遊んでもすぐに疲れて寝てしまうようになり、遊ぶことも減りました。

そして、従妹は亡くなりました。

私はなぜもっと遊んであげなかったのだろう、せめて本を読んであげるとか、できることはもっとあったはずなのに、と後悔しました。そのときの強烈な後悔が、私の頻繁な愛情表現につながっています。

また、私の両親は多くの日本人と同じように、あまり「大好きだ」といったことを口にしない人でした。

今でこそ両親の愛情を理解できますが、思春期のころは「私は親に愛されていないのだ」とひねくれたことがありました。そんな不安な思いをムスメにさせたくない。なので私は言葉にして愛情をムスメに伝えるのです。

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