「家庭と仕事の両立」「夫婦で家事を分担」「ワークライフバランス」なんてよく言われていますが、皆さんはそれらをどうやって実現させていますか?
たらこは・・・オットにあまり期待をしすぎないようにしています。
一緒に暮らし始めて数年。子どもが生まれて5年。オットと暮らしてきて、期待しすぎないことが自分のためだと悟ったからです。
期待したことを夫がしてくれないときに自分がつらくなる
オットにやってほしいこと、これまでたくさんお願いしてきました。
褒めてだめならば懇願もしたし、怒りもしたし、脅しもしました。
ありとあらゆるコミュニケーションを使って伝えてきましたが、やってくれないことってあるんです。
これまでお願いしてきたことはこんなところ。
- 脱いだ靴下を洗濯カゴに入れる
- 脱いだ服を椅子にかけない
- 実家に預けた子どもを迎えに行く
- 私が外出しているときに夕食を作る
- トイレットペーパーが切れたら芯を捨てて新しいのをセットする
- 洗濯機や風呂の排水溝の髪の毛を捨てる
- 洗濯
- 夕食の片づけ(食材を冷蔵庫へ、食器を食洗機に入れる)
- 週1回のトイレ掃除
- 週末の料理
- 週末のムスメとのお風呂
- ごみ捨て
- 保育園の書類、役所、病院などの手続き
- その他書ききれないくらいいろいろ
中にはやってくれるときもありますし、それは感謝しています。
オットからしてみれば、やってくれなかったことばかり強調して覚えすぎていて、オレの功績に目を向けてくれていない、と不満かもしれません。
でも、実際、かなり多くの依頼や約束が無視されました。
認識していながらやろうともしてくれなかったことも多いです。
そんなとき思うのは、私は彼にとって何なんだろう、ということ。
妻だったらもっとリスペクトしてくれるだろうし、それ以下か。
飯炊き女か、掃除婦か。
リスペクトしてもらえないことに悲しさ、むなしさを感じました。
そんなことが長期間にわたって重なりすぎて、心を病む一歩手前までいきました。
期待しない、それが自分を楽にする
そこでたらこが自分を守るためにしたのは、オットに家事と育児を期待しないこと。
(どうせやってもらえないだろうけど)
そのくらいのノリで依頼するようになりました。
やってくれたらラッキー、ぐらいな期待度です。
夫のことを「生んだ覚えのない長男」とはよく言ったもので、そんな気持ちすら芽生えてきます。
そうだよねー、できないよねー、しょうがないよねー、みたいな。
もちろん、これが理想ではありません。正直、まだ不満です。
でも、こう思うことで気持ち的にはだいぶ楽になりました。
許すことや、足るを知る、みたいな感じです。
分担できない分はお金と頭で解決する
できないことを許容すると、気持ちは楽になりますが、当然ながら体力的・時間的には楽になりません。
たらこはフルタイムで働く管理職なので、仕事に費やす時間もそれなりにあります。
そこで、自分の家事・育児を楽にするためにはお金を惜しまずに使うことにしました。
- 月6回の家事代行→洗濯物は自分でたたまない
- 食洗機→大きな鍋は自分で洗わない
- ルンバ→掃除機は自分でかけない
- 大型冷蔵庫→冷凍食品や作り置きを大量に保管する
- 週2~4回の外食→疲れた時は無理しない
- 生協→スーパーで買い物しない
- Amazon・メルカリ→店で買い物しない
- ソーダストリーム→炭酸水を注文しない
また、お金だけでなく頭も使って時短します。
- 保育園の着替えセットは数セット作り置きして前日リュックに入れる
- 保育園の連絡帳は前日書いておく(体温とか書くのでほんとはダメですが)
- 会社に持参する弁当は作り置き・冷凍しておく
- 週末に料理を作り置きする
- 買い物はToDoリストアプリにメモして無駄足を防ぐ
- 本は耳で聞いたりトイレで読んだりして細切れ時間を活用する
- 肉は包丁とまな板を使わず、キッチンバサミで切る
- キッチンバサミは2つ用意する(肉を切った後に使いたいことがあるため)
- 必要に応じて道具は複数用意して必要な場所に配置する(紙切りバサミ、コロコロクリーナー、子どもの時間つぶしになるDVDプレイヤーなど)
他にもたくさんあると思うのですが、ざっと思いついたことを書いてみました。
たらこは時短家事や時短技についてはかなりアンテナを張って情報を収集しています。
これからもそのような情報を発信して、少しでも皆さんの役に立てればと思っています。
さいごに夫のフォロー
かなりディスってしまいましたが、わがオットは家事・育児について、一般的なパパさんたちよりは関与してくれているほうだと思います。
それには感謝もしています。
また、家事・育児は(こちらが考えている基準ほど)頼りにならなくても、それ以外のところで頼りになっています。
車の運転
たとえば、わが家ではたらこは車を運転しません。
運転はオットの仕事、と決めています。
海外でレンタカーを借りて10日間旅行をするときも、ずっとオットが運転します。
海外旅行の手配
また、海外旅行は基本的にオットが企画・手配します。
すべて自由旅行なので旅行の計画や航空券やホテル、レンタカー、鉄道、フェリーの予約なども入ります。
以前はお互い半々でやっていましたが、家事・育児で頼らなくなってからは一切お任せするようになりました。
かなり大変な作業ですが、オットが行きたいのだからいいのです。
帰国後のフォトブックはPhotobackのサービスを使ってたらこが作ります。
これはムスメに思い出を残してあげたいので、たらこが作りたいからです。
ちなみに現地での買い物やら注文やらのコミュニケーションの負担はたらことオットで半々ぐらいでしょうか。
国によっては3か国語話せるたらこの負担が多くなります。
稼ぎも夫のほうが多め
また、給料もオットのほうが多いので、そこでも頑張ってもらっています。
そんな感じで、たらことオットの心のバランスを保っている感じです。
もし心を痛めているワーママさんがいましたら、少し参考になればうれしいです。