北欧のデザインや雑貨の雰囲気が好きなたらこは、そういったものを暮らしに取り入れている方のブログや、お店のホームページなどをよく読んでいます。
この『123人の家』シリーズ、買ったことないけど北欧ブロガーの皆さんに人気。読んでみたい。
素敵だなぁ、憧れるなぁ、と思いながら読んでいる一方、「丁寧な暮らし」アピールがされすぎていると、ちょっと違和感を感じます。
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丁寧な暮らしはワーキングマザーにはムリ?
「市販の離乳食の味は私自身受付られなくて。子供の離乳食はすべて手作り。おでかけのときは自分で煮沸した瓶詰めを持参」
瓶詰めを自分で作るって発想、私には全くありませんでした。毎回じゃないけど、自宅で食べるときでも市販のレトルト離乳食使いますよ。キューピー・和光堂のおかげでムスメは生きてます。好き嫌いなくなんでも食べてくれます。
「毎日分単位でつけている日誌には、子供の起床時間や食事内容などを細かく記録」
産院でもらった成長記録アルバムに産後3ヶ月まで毎日一行日記みたいなのをつけられるので、それは書きましたが、時間なんて記録しようとも思わなかったです。それすら夏休みの宿題チックに溜めて書いてた。授乳は求められたときに飲ませてたので適当だし、寝た時間や起きた時間も把握せず、保育園入園するまで本能のままに寝て起きて過ごしてました。それでも元気に育ってるので特に支障は感じません。
「かつお節を削って取った出汁をストックしておけば時短になる」
これもすごいし、羨ましいです。たらこはほんだしサマサマです。でも、こうやって素材の味を子供に教えるのって大事なんだろうな、うちの子大丈夫かな、と不安になります。
「キッチンにはふきんを常備。毎日鍋で煮洗いで清潔に」
鍋を洗うのすら大変なのに、ふきんを煮る時間なんて取れそうにありません。したがって我が家にはふきんはありません。その代わり古いTシャツなどを切ったウエスを常備して、使い捨てにしています。でも服を切る手間がかかるので、キッチンペーパーでいいと思います。
ちなみにこちらが丁寧な暮らし系の方に人気の白雪ふきん。柄も上品で素敵なんだけど、煮洗いなんてできないのでたらこ家では臭くなること必至。
批判ではなく、羨ましいという気持ち
決して批判してるわけではないのです。不器用で時間のないワーキングマザーの私が、ゆっくり子供や家事に向き合える専業主婦への憧れやひがみ、妬みから生まれている感情なのかな。
リア充を見るとつらくなることってあるじゃないですか。それの一種で、丁寧に暮らしてる人が悪いわけでは全くないですよ。ただ、私にはムリだし、できないなぁと。
ちゃんとこういうことができるママってすごいなと思います。でも私はそこにパワーは割かないし割けない。それをちょっと吐き出したかったのでした。ちゃんちゃん。
追記
「丁寧な暮らし」系の「料理家」さんや「陶芸家」さんとかってなんで名前がひらがなやカタカナなんでしょうね。流行り?